ようこそ中古革靴の世界へ!購入するときに気を付けるポイントをプロがしっかり解説します

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中古革靴の落とし穴に気をつけろ!

みなさん中古革靴買ってますか?秋も近づいてきてより一層革靴が欲しい季節になってきたのではないでしょうか。

そんな中前回書いた記事では中古革靴の魅力をたっぷり語らせていただき大変多くの反響をいただきました。

さて、そんなすばらしき中古革靴の世界ですが、購入するにあたって注意しなければいけないことが多々あります。

主な失敗の例としてはサイズが思ってたより大きい!小さい!、気づかない場所に傷があった!などなど。

中古品なので返品不可がほとんどなのでやっぱりちょっと違ったかなと思っても後の祭りですよね。

そこで!そんなことがなるべく起こらないようにするために注意すべきポイントを以下にまとめてみました。

靴磨き屋であり古物商をしっかり取得した中古革靴店である私がしっかり解説しますので最後までお付き合いください。

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サイズ選び

まずはサイズ選びから。

最近はフリマアプリなども盛んなのでネットで購入することも多いですよね。出品者の書いているサイズ表記を鵜呑みにして購入し、履いてみたら全然足に合わない!って経験ありませんか?

意外と自分の感覚でサイズを表記していたりスニーカーサイズと混同して表記していたりと罠がたくさん仕込まれています。

ですので出品者の記載しているサイズではなく靴に記載されているサイズに注目しましょう。

サイズは靴の内側、ライニングに表記されていることが多いです。

革靴サイズ1

こちらは日本サイズで「25」

こちらはUKサイズで「8 1/2」。「8.5」や「8h(ハーフ)」と記載されることもあります。

海外の靴と日本の靴の表記は違いますので下のサイズ表を参考にしてみてください。

メーカーや木型、デザイン、ウィズ(幅)によってそこからさらに足に合う合わないが出てきますが、基本的にこちらのサイズ表記を目安にすれば大きく間違えることはないはずです。

ちなみにJP表記は自分の足の実寸サイズのセンチです。繰り返しになりますが、くれぐれも自分が履いているスニーカーのサイズと混同しないように気を付けましょう。

私もこのスニーカーサイズを自分の足のサイズだと思い込んでいたため初期はかなりサイズ選びで失敗しました。

そして実際に店舗で試着できる場合は間違いは起こりにくと思いますが、ここでも注意点が1つ。

新品の革靴はタイト目にサイジングして馴染んでくる頃にジャストサイズにという感覚ですが、中古革靴の場合は最初に履いた時点でジャストサイズとなるように選んでください。

新品や美品は除きますが多くの場合は誰かによって革が伸びたり、インソールが沈み込んだ後です。

自分が履くことによって多少は自分の足に変化しますが大きくは望めません。履いていくと馴染んでいくからと小さめのサイズを履いたところで一向にフィットしてこないので注意が必要です。

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ダメージの度合い

続いてはダメージの度合い。せっかく買ったのによく見てみたら知らない傷があった!なんてことになれば悲しいですよね。

こちらもフリマアプリなどネットで購入する際に起こりがちなトラブル。

自分の確認不足なら反省すればいいだけですが中には意図的に傷や破損を隠して売りつける悪質な出品者もいたりします。

そういった人たちの毒牙にかからないようにするコツはまず「落ち着く」こと。

欲しかったものが安く手に入るかもしれないという期待と誰かに取られてしまうかもしれないという焦りが人の判断を大きく鈍らせます。

気持ちはわかりますがまずは落ち着いて下記の箇所のダメージの度合いを確認していきましょう。

アッパー付近(特にヴァンプ)

まず革靴の顔といっても過言ではないアッパー回りです。この部分のダメージが深刻ですと一気に価格の相場が下がってきます。

特に気を付けたいのがヴァンプ部分。歩く際に一番曲がる部分でもあるのでシワは必ず入ってきます。

このシワの状態はどうか。ここが判断ポイントです。

ヴァンプ1
ヴァンプ2

この部分が破れてたりすると要注意。通称「クラック」というやつです。確実にダメージが入っている証拠ですね。

このクラックを味ととらえることもできますが、それはあくまで新品の状態から履きこんだ人が感じる愛着のようなものであって見ず知らずの人がつけたクラックを良しとする人はあまりいません。

かかと

当たり前ですがかかとの減り具合でこの靴でどれだけ歩いたかを知ることができます。

トップリフト減り

多くの革靴は減りが激しいこのかかとの一番下の部分を交換できるようにしてあります。このトップリフトと呼ばれる部分が減っているようだとすぐに交換しないといけませんのでその分の出費はかさみます。

あまりにトップリフトが減っていてヒールリフトまで達しているようであれば注意が必要です。

アウトソール

靴の裏側ですね。このアウトソールも常に地面に接着している部分ですのでその靴の消耗度合いを測る良い目安となってくれます。

アウトソール1

すり減って穴が開いている、アッパーと靴底を縫い合わせている出し縫い糸が切れているなどがないか注視しましょう。

アウトソール2

このようにハーフラバーが貼っていると判断が難しいです。靴の消耗を避けるために張ったのか逆に消耗してきたから隠すために張ったのか。この場合はその他の部分をみて判断しましょう。

インソール

中敷きの部分ですね。靴は外側だけでなく内側にもダメージを判断するヒントが隠れています。

まずはメーカーのロゴの刻印。

インソール1

ここは履きこんでいるとだんだん薄れてきます。画像の靴はだいぶ残ってますね。

お次はかかかとの内側、カウンターライニングと呼ばれる部分。

インソール2

破れがないか確認しましょう。画像のものは破れはなく少し黒ずんでいる程度です。

そして中敷きの奥のチェックも怠らないように。暗くて写真ではわかりにくい部分ですが割れや穴あきなどがないかしっかり確認しましょう。

インソール3

フリマサイトやネットショップでこの部分まで写真を載せていたりダメージの明記をしっかり記載されている方は信頼できる出品者と思っても良いでしょう。

目につきにくい部分でもあるので忘れずチェックです。

相場を考えよう

物を買う上で決め手となるのはやはり価格面です。自分の納得した値段で買ったのであれば文句はないかと思いますがそれでも相場を知っていて損はありません。

今どきはネットで調べればなんでも出てきますので活用しましょう。

ネットやフリマアプリで「ブランド名 モデル名(品番)」で検索するだけ!これで新品から中古の相場がだいたいわかります。

モデル名や品番はライニングに記載されていることが多いです。

品番1

こちらはスコッチグレインの2726。別名シャインオアレインlll。

品番2

こちらはグレンソンの22352。別名OXFORDです。

記載されていない場合は「ブランド名 革靴のデザイン名」で検索してみましょう!

ちなみに前回の記事でも載せましたが革靴の状態目安と価格目安です。よろしければこちらも参考にしてみてください。

  • A・・・新古品。一度も履かれなかったか試着のみで購入者の手を離れた商品。
  • B・・・美品。十数回程度の着用。
  • C・・・通常品。ある程度履きこまれているが目立つ傷などはない。
  • D・・・微傷品。小さなクラックなど目立つ傷はあるがそのままでも履けなくはない。
  • E・・・ジャンク品。大きなクラック、アウトソールに穴などそのままでは着用不可。
  • A・・・7割程度。15万円→10万円前後。
  • B・・・5~6割程度。15万円→7、8万円。
  • C・・・2~4割程度。15万円→3~5万円。
  • D・・・1~1.5割程度。15万円→2万円前後
  • E・・・0.5~1割程度。15万円→1万円前後。

まとめ

今回は中古革靴を購入するうえで注意すべきポイントをまとめてみました。

改めてまとめてみると

  • 自分に合ったサイズを知る!
  • ダメージの度合いを知る!
  • 中古革靴の相場を知る!
  • とにかく一度落ち着く

こんなところでしょうか。

中古革靴との出会いは一期一会です。そういった焦りからよく調べもせずに飛びついた結果思ったものじゃなかったという時ほど悲しいことはありません。

そういうときは一度深呼吸して冷静に見極めることが肝心です。それで買い逃してしまっても落ち込む必要はありません。その靴とは出会うべきではなかったと自分を納得させましょう。

それでも悩んだときはぜひ当店へ。革靴の状態や相場などをプロの目でしっかり見極め購入のお手伝いをさせていただきます。

↑こちらより来店予約していただければ便利ですよ!

また当店の公式LINEでも相談受け付けております。LINEID「@shoeslab_torch」で検索してみてください!

それでは次回もお楽しみに!


「SHOESLab.TORCH」とは

「履く」だけの革靴なんてもったいない!を信条に同世代に革靴の魅力を広めるため

某一部上場企業から脱サラし、大阪福島に靴磨き・中古革靴専門店を2021年にオープン。

店の見つけにくさには定評があり日本一見つけにくい靴磨き・中古革靴専門店を逆に

目指そうかと考え中。

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