BARRETT(バレット)ってどんな革靴?イタリアのエドワードグリーンって本当?履き心地をレビュー!

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大好評!マイナー革靴レビュー!

本日はあまり知られていない革靴メーカーレビューシリーズ第3弾!

第1弾「ブリドレン」、第2弾「ベンソンシューズ」に続き今回は「BARRETT(バレット)」

BARRETT箱

気になる見た目、サイズ感、履き心地などレビューしていきたいと思います。

このシリーズは本当に好評で、当ブログの閲覧数1位2位はブリドレンとベンソンシューズのレビュー記事です。

やはりみなさん未知の革靴メーカーに興味がありますよね。

ということでその魅力を余すことなくお伝えしていきますので最後までお付き合いいただければ幸いです。

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BARRETT(バレット)ってなんだ?

そもそもBARRETTってメーカー聞いたことありますか?私はなかったです。

調べたところによるとイタリアはパルマの老舗紳士靴メーカーで創業は1917年となかなか歴史があるようです。

日本では一部のセレクトショップでしか取り扱われていないため認知度は低いですが、その技術力は大変高く評価されています。

この記事を書く際に調べてみたのですが一部ではイタリアのエドワードグリーンと称されているとの記載が。

BARRETTホームページ
“BARRETT 公式ホームページより引用(https://www.barrett.it/int/)”

イタリアのエドワードグリーンだと!?そんなこと言われたらますます気になるではないか!

嘘か誠かはわかりませんが、とにかくその全貌を見ていただきましょう。

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これがBARRETTだ!

いろんな角度からお見せします

BARRETTストレートチップ

お待たせしました!こちらがBARRETTのストレートチップシューズだ!

なかなかかっこよくないですか?なんとなくイタリア靴とイギリス靴の間という感じが伝わりますでしょうか。

BARRETTアッパー

ミュージアムカーフのような色ムラがあり色気むんむんです。

トウはセミスクエア気味。例によって中古品なので履きジワはすでに入っておりますがおそらく室内で1度くらいしか履かれてないでしょう。

BARRETTインソール

こちらがインソール。インソールも色ムラがあるんですね。さわってみるとクッションがはいっているのか少しぷにぷにしていました。

BARRETTサイドから

サイドはこんな感じ。ノーズはそこまで長くないですが、甲は低めで立ち上がりが結構急です。ここら辺は甲高の私が履いた時に当たりそうな感じがします。

BARRETT後ろ

そして後ろから。バックステイが独特でおしゃれですね。

BARRETTアウトソール

アウトソールです。

コバを見てお気づきの方もおられたとは思いますがイタリア靴お得意のマッケイ製法ではありません。

コバだけ見るとグッドイヤーかなとも思ったんですが、中を見ると縫い跡があるのでブラックラピドですね。

イタリアの歴史ある革靴メーカーでありながらマッケイ製法ではなくブラックラピドやグッドイヤーウエルテッド製法を得意といているところもイタリアのエドワードグリーンと言われる所以でしょう。

磨いてみよう

さてそれではお手入れしていきます。

ほぼ新品なのでささっとリムーバーで汚れ落としをしてからサフィールノワールの「スペシャルナッパデリケートクリーム」で保革した後おなじみ「クレム1925」で磨いていきます。

スペシャルナッパデリケートクリームは化粧品にも使われるホホバオイルが配合されており、革の風合いを変えることなく潤いを与えてくれるので私も良く使っています。

クレム1925はコニャックを使用しました。

そこまで神経質になる必要はないですが、ミュージアムカーフなど色にムラがある革の場合は革の一番薄い色のクリームで磨くようにしています。

不安な方はニュートラルで磨くと安心です。

使用しているブラシなどはこちらの記事をご参照ください

そしてビーズワックスポリッシュでハイシャインを行えば完成!

ツヤが増してエレガントな仕上がりです。

サイズ感、履き心地は?

サイズ表記は5 1/2です。私の足長は24.5なのでこの靴がイタリアサイズ基準なら少し大きめ、UKサイズ基準ならややタイト目だなと踏んでおりました。

結果的に言うとほぼジャスト。

甲高の私からすると現状は少し甲が痛いですが沈み込んでくるとちょうど良くなると思っています。

BARRETT着用

履いてみました。

やっぱり革靴は履いてなんぼですね。自分で言うのもなんですが履いてみるとさらにかっこよさが増します。

BARRETT着用2

サイドから。

BARRETT着用3

後ろもいいですね。ハイシャインしているのでツヤツヤ。

そして少し外を歩いてみましたがフィット感がよく革に包み込まれる感覚です。

懸念していた甲ですが、まだきつい感じはしますが痛いとか噛まれるというようなことはなくこれくらいであれば許容範囲内でしょう。

着用後のシワをアップで撮影してみましたがなかなか細かく入っています。革質はそれなりにいいように思えますね。

まとめ

今回はイタリア老舗の革靴メーカー「BARRETT(バレット)」を紹介させていただきました。

中古で購入したため残念ながら同じモデルは販売しておりませんでしたが、公式SHOPでの販売価格はだいたい500€前後。

個人で輸入するのであればそこから関税やら送料やらがかかって7~8万円程ではないでしょうか。

めちゃめちゃコスパが良い!と言う訳ではないですし、イタリアのエドワードグリーンかと言われれば疑問がありますが、革質や履き心地は間違いなく良かったので気になる方はBARRETT公式HPを覗いてみてください。

「BARRETT公式HP」

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