本格革靴に挑戦する人へおすすめする革靴のデザイン3選【ビジネスマン必見】

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本格革靴に挑戦しよう!

今日は初めて本格革靴に挑戦しようと思っている方々への記事です。

今まで靴は消耗品と思っていたけれど、ここらですこーし奮発して値段の張る高級革靴を買ってみようかなと思っているあなた!

初めてだしどんな靴を買ったらいいか、せっかく高いお金を出すんだから失敗はしたくない

と、いろいろ不安ですよね。

しかしご安心ください。革靴をこよなく愛する靴磨き屋である私が自身の経験をふまえながらおすすめの革靴デザイン3つご提案いたします!

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ブランドはどこがいい?

デザインの前にまず、ブランド!どこのメーカーを買えばいいかですよね。

革靴と言えばイタリア?いやいややっぱり日本製が安心するでしょ。

でもネットで調べたら色々出てくるし誰の何の情報を信じたらいいのかわからないしきりがない・・・

これははっきり言いましょう。なんでもいいです。

3万円以上の革靴メーカーであればある程度は造りも良いので私は初めて買う時の要素としてはそこまで重要視していません。

ネットで調べるとスコッチグレイン、レイマー、ジャランスリワヤ、バーウィックあたりをおすすめしているんではないでしょうか。

お好きなブランドをご選定ください。ちなみに私の最初の本格革靴はスコッチグレインのダブルモンクストラップでした。

あえておすすめするならこのスコッチグレインが無難でしょう。

海外メーカーと違い関税がかからない分、同価格帯で比べた時によりグレードが高いものを選べます。そしてなにより日本製ということで日本人の足にフィットするように造られていますからね。

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初心者が大事にするたった1つのポイント

それよりも大事なのはデザインです!どんな種類の革靴にするか、これが重要!

最初に本格革靴を購入するうえで私が一番大事だと思うことは「靴の脱ぎ履きのしやすさ」です。正確に言うと脱ぎ履きしやすいデザインでしょうか。これにつきます。

そんなの当たり前だろ!と思うかもしれませんが意外とこれがそうじゃないんです。

まずあなたの今までの革靴を見てみてください。その靴、靴ベラも使わず、靴ヒモもほどかずに脱ぎ履きしていませんか?

それ絶対NGです。

そもそも靴ベラも使わず、靴ヒモもほどかずに脱ぎ履き出来る靴なんてのは自分の足より明らかに大きいサイズを選んでいるので完全にサイズミスです。

靴のシワは大きく波をうってつま先が少し天を向いている、そんな間違ったサイズを選んで履いている方を街でうようよ見かけます。

もちろん消耗品と割り切ったうえでとにかく歩きやすい、足が痛くならないブカブカの革靴を選ぶのも良いかもしれません。

しかし本格革靴は自分の足に徐々に馴染ませてジャストサイズになることを想定しています。

百貨店などで試着するときも革靴を良く知る店員さんであればかなりタイトなサイジングをすすめてくるのではないでしょうか。

当然靴ヒモをほどいて靴ベラを使わなければ履き口が狭くて履けたものじゃあありません。でもそれが革靴における本当のあなたのサイズなんです。

でも靴を脱ぎ履きする機会の多い日本で毎回靴ヒモをほどいて靴ベラ使って・・・って面倒ですよね(もちろん私は全く億劫ではありませんが)

せっかくいい靴を買ったのにその動作が面倒で結局履かなくなった・・・。革靴ってやっぱりめんどくせーな・・・

なんてことになってほしくない!

だからこそ「脱ぎ履きしやすいデザイン」をおすすめするのです。

おすすめデザイン3選

では実際にどういったデザインが脱ぎ履きしやすいのかをここでご紹介していきます。

ダブルモンクストラップ

まずはダブルモンクストラップです。

スコッチグレイン ダブルモンクストラップ

私が最初に購入した本格革靴でもあります。

その当時はただ見た目がかっこよかったという理由で購入しましたが、今にして思えばこのデザインだったからこそ後に革靴にはまっていったんだなと思う次第です。

2対のバックルをストラップで止めているこちらのデザイン。本来は履き口に近い方のストラップをきちんとバックルから外して履くのですが、バックルをつないでいる部分がゴムになっていることが多いです。

バックルを止めている部分はゴム

なのである程度は履き口に遊びがあり靴ベラさえ使えばそのままスポっと履くことができます。

これだと若干サイジングが大きめになるとは思いますが、初めての方にはこれくらいの気軽さ、履いているときのゆったり感が逆に良いかもしれません。

デザイン的にカジュアでもフォーマルでも幅広く使えますのでまさに初心者向きの本格革靴デザインと言っても良いのではないでしょうか。

ちなみにモンクストラップは他にシングルモンク、サイドモンクといったデザインがありますがこちらはよりフォーマル寄りになりシルエットも細身でドレッシーなものが多いです。

サイドモンクストラップ

その分履き口も狭くなりストラップを外さないと脱ぎ履き出来ないので初心者にはあまりおすすめしません。

サイドエラスティック

つづいてはサイドエラスティック

サイドエラスティック

履き口のサイド部分に切り込みが入れられておりその裏にゴムのような伸縮性がある生地がついています。

エラスティック部分

まるでエラのようです。だからエラスティックというわけではございません。

このエラスティック部分が脱ぎ履きの際に伸縮してくれるので非常に楽ちん。革靴版スリッポンといったところでしょうか。

こちらは見た目も華やかですし本当に簡単に脱ぎ履きするためのデザインなのでおすすめです。

ただしダブルモンクストラップに比べるとこちらのサイドエラスティックというデザインを取り扱っている革靴メーカーが少ないというのは難点かもしれません。

ちなみにサイドエラスティックの派生で疑似的なヒモを追加したレイジーマンというものもあります。

レイジーマン

こちらはよりフォーマルな見た目になるのでヒモ靴しか履いてはいけない場面でも活躍してくれるかもしれません。

ローファー

最後はローファー

こちらはもはや説明不要ですね。誰もが一度は履いたことがあるのではないでしょうか。

キングオブ脱ぎ履きしやすい靴、まさに怠け者のための革靴です。

やはり抜群に脱ぎ履きが楽で、履いているときの締め付けもないこのデザイン。

何気なくスーツに合わせている方もちらほら見かけますが、本来ならカジュアルすぎてビジネスシーンではあまり好ましくありません。

しかし昨今のクールビズ化、言葉遣いやお酒の場面など変なマナーは多いくせに足元のマナーをあまり重視しない日本の風土と相まって仕事用に履いていても何も言われないということも多いのではないでしょうか。

ですのでローファーでもオッケーという職場であれば選択肢の一つとしては悪くないです。プライベートでも気軽に使えますしね。

とにかく大切なのは長く革靴を「楽しむ」ことです。

まとめ

さて、今回は本格革靴に挑戦しようと思っている方向けで「脱ぎ履きのしやすさ」に重点を置いたデザインをご紹介しました。

ダブルモンクストラップ、サイドエラスティック、ローファーとありましたがお好みのデザインはありましたでしょうか。

簡潔に3つの特徴をまとめると

ダブルモンクストラップ → 一般的なデザインでビジネスシーンでも違和感なし!そのままでも履けなくはないが本当はストラップを毎回外さないとダメ

サイドエラスティック → 見た目がフォーマルなうえ靴ヒモがなく履き口にゴムがついているので脱ぎ履きも楽!取り扱いメーカーが限られてくるのが難点。

ローファー → キングオブ脱ぎ履きしやすい靴で普段からなじみがあるデザイン。基本的にはカジュアルシューズなのでTPOに気を付けるべし!

ご自身の勤め先によって服装のルールなどもありますので先に紹介したデザインが履けないなんてこともあるかもしれませんが、大切なのは革靴を「楽しむ」気持ちです。

革靴にはエイジングを楽しんだり、自分好みに磨いてみたり、コレクションして眺めてみたりと「履く」だけではない楽しさがあると思っています。

今回、再三大事だとお伝えした脱ぎ履きのしやすさも革靴を楽しむためのほんの小さな力添えにすぎません。

せっかくお金を出して買うんですからまずは革靴を心から楽しんでください。

そうすれば買ったけど結局履かなくなったなんてことはなくなるはずです。そしてすぐに革靴の沼へとはまっていくことでしょう

もし革靴を購入する際にメーカーやデザインで悩んでいる、ということがありましたらお気軽に当店へご来店ください。私があなたの予算に合った靴をお勧めいたします。

↑こちらより来店予約していただければ便利ですよ!

それでは次回もお楽しみに!


「SHOESLab.TORCH」とは

「履く」だけの革靴なんてもったいない!を信条に同世代に革靴の魅力を広めるため

某一部上場企業から脱サラし、大阪福島に靴磨き・中古革靴専門店を2021年にオープン。

店の見つけにくさには定評があり日本一見つけにくい靴磨き・中古革靴専門店を逆に

目指そうかと考え中。

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