憧れのベルルッティの靴を購入
珍しくいきなり本題から入りますが今日はベルルッティの革靴を中古で入手したので磨き&着用感をレビューしていきます。
Instagramでも何度か投稿していたのでご存じだとは思いますが入手してからこのブログを書くまでに2週間ほど経過してしまいました。
ただ、あくまでレビューはいかにも今到着しました!のようなテンションで書きますのでそのつもりでお楽しみください。
なんの忠告でしょうか。
それではさっそくいってみましょう。
靴の宝石が醸し出す大人の色気!
はい!気になる靴があったのでついつい購入してしまいました!
それがこちら!
じゃん!突然ですがクイズです!
この革靴どこのだかわかりますか?
この写真だけでわかったあなたは革靴博士!すごい!
そう!靴の宝石、ベルルッティです!
先にネタバレしてるのにこのテンション!私もすごい!
はい、普通にいきますね。
やはり革靴好きとして一度は履いてみたいと思っていたベルルッティですが、じみ~~~な色が好きな私からすると色使いが派手すぎるのとカリグラフィがあまり好きではないのとで履いたことはありませんでした。
ただその2つの障害をとっぱらう良い靴とたまたま出会ってしまってはもう買うしかありませんよね。
若干乾燥気味なのとアウトソールの減りはありますが状態はなかなか良いです。
しっかりメンテナンスしてあげました。
うーん、美しい。
今回もクリームはクレム1925、ワックスはサフィールノワールのビーズワックスポリッシュを使用しております。
使用しているブラシなどはこちらの記事をご参照ください。
ベルルッティが推奨する磨き方にワックスのみで汚れ落としとポリッシュをする方法がありますが、あれは鮮やかな革の色合いを損ねないための磨き方で革自体にはあまりいいとは言えません。
当店でもベルルッティの店舗で磨いてもらった靴を持ち込まれることは少なくないですが、革がみなパサパサ、カリカリです。
ですのでこういった一般的な色の革に対しては通常の汚れ落とし、クリームで対応した方が水分も適度に保たれて革のハリツヤも良くなるので個人的には普通の磨き方を推奨しています。
さて、話を戻しまして製法はマッケイでしょうか。とてもドレッシーな佇まい。
マッケイ製法と言えばイタリア靴のイメージが強いですがベルルッティはフランスのメーカーでありながらそのほとんどがマッケイ製法です。
履き心地の軽やかさとコバが張り出さない美しいシルエットなどを優先してのことなんでしょうか。
ちなみにイタリア靴では珍しいグッドイヤーウエルテッドやブラックラピド製法を得意としているメーカーもあります。よろしければこちらのレビュー記事もご覧ください。
横から見ても美しい。甲の立ち上がりは割となだらかなので甲高の私にもきっと合ってくれることでしょう。
そしてパティーヌによる染めムラとアンティーク加工の色気が半端ないです。
ステッチがシングル、ダブル、トリプルと入り乱れているところも面白いですね。
サイズ感、履き心地は?
さあ、靴の宝石と呼ばれるベルルッティですが履けなければ意味がありません。
肝心のサイズ感はどうでしょうか。
なんだか勢いで買ってしまったんですが商品が到着するまでにふと冷静になって「そういえばベルルッティのサイズ感しらべてねえわ」と思いました。
おそるおそる調べてみると
今回購入したものが6.5、私の足長は24.5。
なんだと・・・。
この期に及んで造りが大きめとな?
私の目が狂っていなければ6.5だと完全に大きい。これじゃあブカブカ、いやブカカッティじゃないか!(錯乱)
へこみました。完全にへこみました。狂っていたのは私の頭でした。
そして届きました。履いてみました。
ぴったりジャストサイズでした!なんと!奇跡的にピッタリッティだったんです!
やっほーい!
横から見ても
後ろから見ても
カッコヨッティ!!
マッケイ製法なので履き心地もかろやかで足に吸い付くような革のしなやかさがあります。
なにより本当に見た目に色気があって美しい。
現行品とサイズ感が違うのかラストのおかげなのかなんなのかはわかりませんがとにかく大逆転勝利を収めたわけでございます。
まあ実際は磨く際にマイサイズのシューツリーが入った時点で勝利を確信してはいたのですが。
いずれにしても無駄な買い物にならず一安心で一件落着です。
まとめ
現在このモデルは廃盤となっているようで現行品と比べてのサイズ感はわからなかったんですがとにかく私の足に合ってよかったです。
いかがでしたか?結論はわかりませんでした!とまるでキュレーションサイトのような今回の記事でしたが革靴は履いてみるまでほんとにわかりませんね。
そんなある種のギャンブル性のある中古革靴が私は大好きです。
と、謎のまとめ方をしましたが結局は自分の足に合ったベルルッティの靴をゲットしたぞという自慢がしたかっただけなんですね。
はっはっはっ。
ただ靴の宝石と言われるだけあってみているだけ、飾っているだけでも美しい靴なのは間違いないです。実際に履いてみると足元が洗練され背筋もシャキッとなりました。自分が高尚な存在になったかのような錯覚に陥ります。
いい革靴ってそういう効果もありますよね。
今回紹介した靴を見てみたい!さわりたい!という方は当店に飾っておりますので下記の
よりお気軽にご来店くださいませ。
改めて今回磨きに使ったものはこちらです。ご参考下まで。
それでは次回もお楽しみに!
「SHOESLab.TORCH」とは
「履く」だけの革靴なんてもったいない!を信条に同世代に革靴の魅力を広めるため
某一部上場企業から脱サラし、大阪福島に靴磨き・中古革靴専門店を2021年にオープン。
店の見つけにくさには定評があり日本一見つけにくい靴磨き・中古革靴専門店を逆に
目指そうかと考え中。
「TORCH」についてはコチラ
靴磨きの予約はコチラより
中古高級革靴のWEBショップはコチラよりご覧いただけます。
コメント
[…] […]