「エクセレントワックス」をレビューします
本日はワックスレビューです。以前から気になっていた「エクセレントワックス」を購入してきましたのでさっそく使っていきましょう。
お値段 税込み1,100円
ライオン靴クリーム本舗 ㈱谷口化学工業所 さんから販売されております。
このワックスのなにが気になっていたかというと単純にフタの見た目です。なんかデザインがシンプルだしライオンが堂々としていてかっこいいなと思ったからなんです。
ジャケ買いとでもいうのでしょうか。普通なかなかしませんよね。
それでは気になる硬さ、使い心地、光り方などをさっそくレビューしていきましょう。
見た目、硬さ、においなど
さて、明治43年創業の日本最古の靴クリームメーカー「ライオン靴クリーム本舗」さんから販売されているエクセレントシリーズの1つであるこのエクセレントワックス。
外観はこんな感じ。
おしゃれな見た目。シンプルさがいいんです。商品への自信の表れでしょうか。
Brift HのTHE WAXと見た目はそっくりですね。この谷口化学工業所さんに製造を依頼していると聞いたことはあります。
容器は全く同じですね。THE WAXのシールを剥がしてライオンがこんにちはしたらどうしようかと思い恐る恐る剥がしてみましたがさすがにそんなことはありませんでした。(そんなことすな)
どうやらこのライオンもシールでしたね。
それはさておき中身はこんな感じ。結構硬そうな見た目です。
さわってみると
意外と見た目より柔らかい。指の熱によく溶けて結構つきます。
香料が入っているようですが匂いは・・・溶剤臭さは無いですが、かといっていい匂いでもない。
なんとも形容しづらい香りですね。フローラルの香りらしいですが正直よくわかりません。
もしかしたら私が今花粉症MAXだからかもしれません。
使い心地、使い方は?
さて、では実際にこのエクセレントワックス一本で鏡面磨きしていきましょう。
今回使うお靴はこちらのBridlen(ブリドレン)
この靴のレビューも過去の記事でしておりますのでよかったらぜひ。
まずはトゥ部分に指で塗布していきます。
塗るときの伸びはあまりないかもしれません。三層ほど塗り重ねてみました。
一度これでネル生地で磨いていきます。
結構光りますが下地が埋まりきってませんでしたね。もう少し磨いていきます。
ちなみにネル生地にはこんな感じでつきます。
これで一回ポンっとワックスにつけたくらい。意外とつきますね。
これでさらに磨いていきます。
あと一息
こんなもんでしょうか。光るのは早い気がします。
Before
After
ギラっと膜のあるような光沢ではなくどちらかと言うと奥行のある光り方をしてますかね。
まとめ
今回はライオン靴クリーム本舗さんが販売している「エクセレントワックス」のレビューをしてみました。
実際に使ってみた感想としては、硬そうに見えて意外と柔らかく粘りはあまりない、というような印象でした。
光るまでは早い気がしますが粘りがあまりなく均一に塗るのが難しかったので初心者の方は扱いが難しく感じると思います。
エクセレントワックス一本で磨くとなるとベースは結構厚塗りにしないといけませんね。
ただこのワックス自体は透明感がある光り方というよりはいかにもワックスで仕上げましたとういうようなギラついた光り方なので好みは別れるかもしれません。
ちなみに私はベースを他の柔らかいワックスで作り、仕上げにエクセレントワックスを使って最後の一押しをするというような磨き方をしています。
気になった方はぜひ一度試してみてください。
別記事で硬いワックス、柔らかいワックスを使ったベースづくりの実験も行っていますのでよろしければそちらもご覧ください。
それでは次回もお楽しみに!
「SHOESLab.TORCH」とは
「履く」だけの革靴なんてもったいない!を信条に同世代に革靴の魅力を広めるため
某一部上場企業から脱サラし、大阪福島に靴磨き・中古革靴専門店を2021年にオープン。
店の見つけにくさには定評があり日本一見つけにくい靴磨き・中古革靴専門店を逆に
目指そうかと考え中。
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